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倉庫には、無限の可能性がある。だから、物流不動産はおもしろい。

201710/18

物流不動産とは

『物流不動産とは、新規開発や売買、賃貸、投資など、いわゆる不動産ビジネスのうち、倉庫に代表される物流関連の不動産を対象としたビジネスを指す』

うん、確かに物流不動産の説明として、これは適切な説明。
しかし、物流不動産の現場にいる者としては、ちょっと物足りない。
もっと言えば、物流不動産を生業とするイーカーゴとしては、だいぶ物足りない。

その理由を説明するには、そもそも物流について説明しなくてはならない。

『物流とは、商品を移動させる輸送活動と、それに付帯する包装梱包、流通加工や情報処理などを含む経済活動である。
売買による所有権の移動(≒お金)というに対する経済活動を流通とすれば、物流は流通というお金の移動(つまり経済活動)に対し、商品の移動という実態を与える活動である』

小難しい言い方をしたが、要は物流がなければ流通は成立しないんだよ、ってこと。
お金だけ払って、商品を受け取らない人はいないよね。

商品がそこにある。
当たり前すぎて、つい見過ごしてしまうんだけど、商品がそこにあるのは、物流がそこにあるからなんだ。

ここからは、イーカーゴが考える物流不動産ビジネスの話。
結論から言うと、物流不動産っていうのは、可能性の塊なんだと考えているわけですよ、イーカーゴは。
先に話したとおり、物流は社会の、経済の、皆さんの生活の裏方として、ありとあらゆる場所にある存在。だから、実はいろんなことを育てていく畑のようなものとも考えられる。

一例。
Amazonは、どうして今のような巨大企業になったんだろう?
商品のラインナップ?もちろん、それも大切な要因。
安いから?それも要因のひとつだね。

でも、最大の要因は、ダイエーも、イオンも、イトーヨーカドーも、ウォルマートすらもかつてなし得なかった、「かんたんな買い物」を実現したことじゃないかな。だって、世の中に存在するものの大半が、あなたのスマホからのポチッとするだけで翌日、ものや地域によっては1時間以内にあなたの元に届くんだから。
そして、Amazon自身が言っているように、これは物流のチカラなんだよね。

そして、Amazonのチカラの源になっているのは、倉庫(物流センター)。
どこに建てるのか?
広さは?
どんなレイアウトなのか?
どんな機能が必要なのか?

そして…、どんなビジネスを創るのか?

たぶん、今までのモノ売りって、商品ありきだった。だから、「良い商品を売れば必ず売れる」っていう誤解(とあえて言い切ろう!)が生まれた。

でも、優れた商品もお客さんの手元に届かないと売れない。いや、仮に届くにしたって、一ヶ月後じゃ意味がない。

商品が良いのは当たり前の時代。
だからこそ、デリバリーというプロセスが、重要視される時代。

物流不動産とは、倉庫というツールを活用し、お客様のモノ売りを創造する仕事です。

これがイーカーゴが考える物流不動産ビジネスなんだ。

倉庫には、無限の可能性がある。だから、物流不動産はおもしろい。

倉庫には、無限の可能性がある。だから、物流不動産はおもしろい。

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