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自動運転車初の死亡事故

自動運転車が、死亡事故を起こした!!

2018年3月18日、公道にて走行実験中の自動運転車が死亡事故を起こしました。
自動運転車としては、初の死亡事故となります。
 

事故は3月18日、日曜の夜10時ごろに発生した。アリゾナ州テンピをほぼ南北に貫くノース・ミルアベニュー、フェニックス動物園方向に向かってUberの実験車両(ボルボXC90)が臨時ドライバーを乗せて北上していた。事故時は自動運転モードで、ドライバーは運転席に座っていたものの、直接運転はせず、万が一の危険や事故に備えていた。

 歩行者はノース・ミルアベニューを西側(中央分離帯側)から自転車を引きながら動物園のある歩道側に横断中だった。そこにおよそ時速60キロ(時速40マイルとして時速64キロ)で走行する実験車両に跳ねられ、被害者は病院で死亡が確認されたという。衝突時にブレーキ痕はなく、自動運転車両は夜間とはいえ前方の歩行者を正しく認識していなかったものと思われる。
Uber自動運転の事故は起こるべくして起きたのか?』 ダイヤモンド・オンライン

 
本事故に関連するニュースをご紹介しましょう。
 

自動運転車死亡事故、ウーバーが続ける「沈黙」という最悪の対応』 Forbes

米アラスカ州のプリンスウィリアム湾で1989年、石油輸送船エクソン・バルディーズ号が25万バレルもの原油を流出させた事故では、エクソンの対応が危機管理の悪い見本となった。同社は評判を損ねただけでなく、石油探査に対する世間の態度を硬化させることにもなった。
ニューヨーク・タイムズ紙は、エクソンの失敗の主な要因として、「企業は非常事態に対応するだけでなく、国全体、または全世界が注目する中でそれに対応しなくてはならないという点」を軽視したことがあると指摘した。

ウーバーは今、同じ失敗をしている。

 
複数のメディアが同様の指摘をしています。
ウーバーの自動運転車には、「ライダー(LiDAR)」というとても高度なセンサーが搭載されています。
 
なぜ、LiDARは人を認識できなかったのか…
 
その詳細なデータ分析、解析は、当然ウーバー社内では必死になって行われているものと想像するものの、一切その結果は公表されていません。
 
 
Uber事故を米自動車技術会が語らない不思議 自動運転は企業間競争を最優先していいのか』 東洋経済オンライン
 
同記事では、事故の約3週後にアメリカ国内で行われた自動車技術関係の学会で、今回の事故が話題にならなかったことに疑問を呈しています。
 
 
筆者は、自動運転が実用化に向けて越えなければならない最大の壁は、「社会として、自動運転が発生させる被害者数を、何人のラインで容認するのか?」という政治的決断だと考えています。
残念ながら、自動運転車により交通事故被害者をゼロにすることは不可能でしょう。
技術を進化させ、同時に社会環境の整備することで、その数を限りなくゼロに近づける努力と準備をしているのが現在です。
 
自動運転による死亡者数見込みが、1万人にひとりだったら、自動運転車を世に解き放つのか?
10万人にひとりだったら、OKなのか?
それとも、100万人にひとりでないと、OKは出せないのか?
 
2017年、日本国内における交通事故死者数は、10万人あたり3.62人とされます。
現実的には、このあたりが判断のしどころなんでしょうか
 
 
このままなんとなく、ウーバーの死亡事故は過去の出来事になってしまうのでしょうか?
現在、自動運転技術を切磋琢磨する他メーカーは、対岸の火事として傍観するのでしょうか?
 
とても気になるところです。
 
 

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